23日付の現地報道によれば、サハリン州政府のアレニコフ副首相は、水素生産の産業クラスターを設置、及び発展させる計画があると明らかにした。ロシア鉄道やロスアトムが参加しての水素燃料で稼働するレールバスの導入(ディーゼル燃料稼働のレールバスと入れ替え)計画がある他、住民の日常生活にも水素を導入する計画。また日本などへの輸出を考えているとのこと。同首相は、かつてLNG生産がそうであったように、水素生産クラスターの創出は、水素の生産・貯蔵・輸送等の新技術の発展を含め、サハリン州に新たな経済分野の発展をもたらすことになる、と述べた。

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