北極圏の開発を進めるロシアで、最新型の原子力砕氷船が新たに完成し、アメリカや中国も関心を寄せる北極圏開発で主導権を握りたいねらいがあると見られます

ロシア第2の都市サンクトペテルブルクの造船所で完成した原子力砕氷船「アルクティカ」は全長173メートル、幅34メートルで、動力源として小型の原子炉2基を搭載し、最大厚さ3メートルの氷を割りながら、航行することができます。

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