中国には2025年末まで計画より多くの原子炉を建設する能力があるとの見方を国内の原子力業界団体が年次報告で示した。
中国核能行業協会は国家目標は年6-8基の原子炉増設だが、目標を10基に引き上げることも可能だと説明した。
中国は21年までに原子炉51基を稼働させ、米国とフランスに次ぐ世界3位の原子力発電所大国となっているが、全発電容量に占める原子力の割合は5%にとどまっている。
一方、ロシアはミャンマーに小規模の原発を建設することを検討する。インタファクス通信が報じた。ロシアの国営原子力企業ロスアトムがウラジオストクでミャンマーと22-23年の協力工程表に調印した後で明らかにしたという。