エジプトの原子力発電庁(NPPA)は2021712日、同国の発展に伴う電力需要増への対応のため、原子力発電所の建設拡大を計画していると表明した。

NPPA原子燃料部門の責任者が、同日開催されたロシア国営企業ロスアトムによる「持続可能な開発における原子力の役割」と題するパネルで明らかにしたもの。

同国の様々な地域に数カ所の原子力発電所を建設し、2030年までに原子力依存度を8%に引き上げようとしているという。

同国では20216月、エルダバ原子力発電所の建設許可が申請されており、同建設にロシアが協力している。

同パネルには、ロスアトムの中東・北アフリカ地域センターのボロンコフCEO、同社ライオン最高持続可能性責任者、ASEグループのソスニン副社長らが出席した。